中古市場の拡大とお気に入りの部材の購入先としての東京蚤の市。

国が成熟していくにつれ、過去に生産されたものが蓄積されていて
それが
ゴミ問題。

老朽化した建物(固定資産税等の税制の歪み)の問題。
相続による分筆された田舎の山林と災害。
広がり過ぎた市街地と道路網(公共施設や公共資本の維持管理費の増大)。
などが出てくるんですが
それと同時に
中古市場(リサイクル市場)が大きく広がってきています。
特に近年は、東証へ上場するリサイクル企業も増えている。
オークション市場も中古市場の拡大と共に広がったとも言えます。

過去、素敵な建物のノブ(ドア)や照明器具、水栓設備、壁紙などは
結構、欧米から輸入して高めの値段で売っているという建築業者も
多々ありました。

これだけ、日本の中古建築物の増大や解体工事の増加そして
中古市場の拡大を見るに
そこから、建築資材を調達するという視点が出てきます。
特に、建築資材の余りや倉庫に置かれたままの不良在庫などは
小規模な平屋なら十二分の量が安価で入手出来るようになっています。
また
パリやロンドンはたまたアメリカの市内などで行われる
蚤の市が
東京や大阪、京都など大都市でも継続的に開催されるようになってます。

そこには、中古建築金物専門の業者も少なからず出てくる状態です。
室内ドアノブなど、最初は安価なもの(近所の解体された家とか)
でまずは付けて
蚤の市や中古市場で、お気に入りを時間をかけて探す。
というのも
これからの人生には、お金のかからない時間つぶしになるんじゃないかなぁ。


参照
第6回東京蚤の市:


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