郊外の団地が一番人口減少期には酷い結果となる。

賃借と持ち家の議論にもなるんだけど
私が
200万住宅Blogにて奨めているのは

参照
老後破産。(200万住宅Blogが地方中核都市近郊の100坪(平屋建坪20坪以下)を奨める理由)

老後破産。追記(200万住宅Blogが地方中核都市近郊の100坪(平屋建坪20坪以下)を奨める理由)

に書いている
「地方中核都市近郊の100坪(平屋建坪20坪以下)」
という住居構築です。

地方中核都市の規模=30万人−50万人都市(出来れば地方公共団体(都道府県)の
拠点支所がある都市)
が理想なんだけど、一応10万人以上も都道府県県庁所在地からの距離や地形を考慮
して推奨します。

で買ってはいけないのは

参照のBlog記事
郊外の団地を眺めて黄昏れたいあなたへ、不動産を高値掴みした人々が街と一緒に沈んでゆく小説「ニュータウンは黄昏れて」

注目記事内転記

1,ニュー黄昏の織部家。6.9%のローンを借換させてもらえず、4200万円/30年ローンで総額9958万円を返済しているで年間330万円、管理費を考えたら毎月30万円を住居費として払い続けています。

2,物件や購入タイミングを間違えるとえらいことになるのが不動産だな。正味売却価額が1500万円、残債が3千万円などという事例はゴロゴロあるわけで、解決するには自己破産か団信での一括返済しかない。

3,人間って、団地や高校や大学、会社とかのコミュニティで一定期間共に過ごしただけで、お互い個人の過去や能力を無視して、その後一番成功してる人を見て、同じく自分も報われるべき、自分にもその価値があると勝手に勘違いしてずっと比較して嫉妬しちゃうってあるよね。
そういうメラメラと沸き立ってしまった嫉妬心を唯一和らげてくれるのが、これまた同じかコミュニティを共にした中で一番不幸そうな人間を眺める事だというシニカルさを非難する訳でも賞賛する訳でもなく淡々と描いてて、なかなか面白かった。

4,嫉妬心こそがバブルの燃料である。バブル来た、バブル崩壊と叫んでいた人が最後にバブルの燃料になる。「○十年先を見据えた投資」「最悪自分で住めばいい」とか言って買い始める。

5,湾岸マンション群が現状の多摩NTや高島平、千葉NTのように過疎化する可能性は、大手町〜丸の内〜汐留〜八重洲あたりのオフィス街が健在で、そこに相対的に高所得層が働き続ける限り、まずない。あのへんのオフィスに通うのに湾岸マンションは最高のコスパなんですよ。それより心配すべきは世田谷。

6,30代、40代が多数を占める現在の豊洲地区は40年前の高島平団地にそっくりと。東洋一の巨大団地と呼ばれた高島平は高齢者が4割弱に。売り逃げられない住人はたいへんかも。/都心にも迫る過疎化の波 豊洲のタワーマンションでも限界集落化か

7,「売りたいなら残り1500万円を現金で持ってきてください」の世界になるのだから致し方なし。元本から減っていく元金均等ならここまで酷いことにはならないけど、確か応じるのはメガバンで一行だけだったはず。通常の元利金等だと利息から先に払うので後年になるまで元本が丸々残る。


ローンの借り換えが出来ないというのは、不幸です。

これは、家の増改築ローンなどでも同じで、必ず借入時には
元金均等を選択出来るか?。を融資担当に確認すること。
借入時になら割りと有利に借入人の有利な条件を勝ち取れる。

でもうひとつ買っていけないのは、

参照リンク
田舎暮らしの本・宝島社

の300万円以下で家を買う。という物件。
(土地でないです。家を建てる。でもないです。300万円以下で
中古物件を買うということについてです。)

これは、価格(不動産)だけに注目が行って周辺の条件
(医療、交通機関、地域慣習など)
を見過ごすことです。

確かに魅力的な物件もありですけど、特に高齢になってからの移住や移転は
金銭面以上に精神面や人間関係に重要なポイントがあって注意が必要です。

人生去るまで気が抜けないねぇ。(笑

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