自営業(有限会社)の精算から思う。(撤退の難しさ&日本の高齢化)

日本の65歳以上の人口が
3400万人近くになった。2042年にはピークを迎える予測(3,878万人)。

去年から自営業の清算をしていて思ったのは
(清算準備などは、オヤジの死去後徐々に実行していた。)
誰もほめてはくれないなぁ。(笑
(高齢で自営業を廃業した経験がある方などからは、激励の言葉は
受けるけどね。)
逆に
その過程で
継続されていたり、前に進んでいる感を受ける企業活動を
していたらそのまま通常の生活や売上が得られる方々からは
批判や苦情を受けます。(うちの場合は、特に母親からね。)

いや、このまま何もしないと破綻は予測されるんですけど?。と
思うのですが
人はそれぞれ思惑や残りの人生の時間が違って
緩やかな死だったら受け入れるという人も結構います。


行動しないと緩やかな死さえも得られない。のが
企業や人生や日本の未来です。

身の丈にあったサイズ(生活や企業活動)にダウンサイジングする。


生産と消費のサイクルを身近で構築する。


維持管理費(生活固定費)の削減は常に意識して行う。


個人の生活も行政も積極的にこれらのことをしないと成り立たなくなると
思います。




参照
9月21日は敬老の日です。65歳以上の高齢者数は3384万人で、日本の人口のおよそ27%を占め、過去最高になったことが総務省の統計でわかりました。

 総務省によりますと、今月15日時点での65歳以上の高齢者数は男性が1462万人、女性が1921万人のあわせて3384万人で、日本の人口の26.7%を占め、人口、割合ともに過去最高となりました。

 また、厚生労働省によりますと、今月15日時点で100歳以上の高齢者は6万1568人となり、初めて6万人を超えました。


参照
敬老の日、65歳以上の高齢者人口 過去最高
今後の高齢者人口の見通しについて - 厚生労働省



転記
第2次大戦後の釜石市は新日鐵の前身である日本製鐵・富士製鐵の城下町として栄え、最盛期であった1960年代は人口9万人以上、これは県庁所在地である盛岡市に次ぐ人口だった。その後、製鉄所の生産が縮小するとともに市の人口も減少し、また、雇用の減少にあわせ、若い人々も流出。震災前の2010年の人口は3.9万人、65歳以上の方が人口に占める割合である高齢化率は34.7%。「以前からの課題であった人口減少・高齢化が震災により顕在化したということですね」、「住まいもさることながら、生産・消費のサイクルをどうやって立て直すかがポイントですね」というコメントも正しいが、実は、釜石の今の姿は、30年後の日本全体の姿なのだ。

釜石市では、震災以前の1990年から2010年の20年間で、人口が4分の3に激減。この間に高齢化率は2倍に急増し、2010年には市の人口の3分の1以上が65歳以上。他方、日本全体では、2008年以降、すでに人口の減少が始まっており、高齢化率については急上昇が見込まれている。その水準については、2035年に日本の総人口の3分の1が65歳以上になると推計されており、これは現在の釜石市の高齢化率と同様の水準。東京にいてはなかなか実感することのない日本の近未来が、釜石市にはある。

「データを踏まえ、 本当に必要な事業に注力することが不可欠」

こうしたデータを踏まえ、将来を見据え、事業を組み立てていく視点も大切。釜石市では、高度経済成長期に市営病院を建設したものの、急激な人口減少により赤字決算が常態化し、大論争の結果、他の病院と統合した苦い経験がある。当時の混乱を知る方は、「つくったものをなくすという仕事が最もつらい」、「維持管理にこそ金がかかるということを身をもって学んだ」、「身の丈に合った釜石らしい復興が重要」、という。将来世代に過度な負担を負わせることのないよう、本当に必要な事業に注力することが不可欠。

参照
震災から1年半 釜石市のいま
釜石のいまは日本の未来
人口減少・高齢化を踏まえた復興を目指す
――岩手県釜石市 嶋田賢和副市長

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