週刊東洋経済 特集「貧困の罠」を読む。

人生、至るところに落とし穴あり。ということだね。
病気、怪我、離婚、介護、リストラ、死別
自分も
中学3年時に家業の倒産、高校卒業後就職、親の連帯保証人となる。
家業の右肩下がりの状況下での二代目として家業を継ぐ。
業界は、その後15年以上右肩下がりで同業者は、5分の1の数に
消えた同業者の3分の1が倒産、自己破産。
そして
親のがんでの闘病介護から死去、会社精算、52歳での就職活動
期間社員としての就職
年収は、手取り200万以下。(まっ。自営時でも実質そんなもんだったからね。)
会社精算時にも数千万単位の借金残あり。
という落とし穴に嵌まりまくりですね。

微妙にバランスをとってはいますけど、問題は多々抱えてます。

で、
週刊東洋経済 特集「貧困の罠」を読みました。

私は、雑誌購読マニア的な人間だったんだけど、今はdマガジンでの
雑誌読み。時々図書館で足りています。(月額税別400円で読み放題ですから
読めないページや特集もあるのですけど、まっそれよりも多彩な雑誌がこの
価格で読めるのは最高です。)


この特集での注目は、グラフ図です。
貧困の連鎖と落とし穴を表していますが
これね。どう回避するか?。回避できない場合はどう対応するか?。
を考える基本にはなります。

実際、私も現時点では、出金をまずは、次々削っています。
そうしながらも生活の質を落とさずに次への投資(家計の立て直しと老後計画)
を考えながらやっています。
1、次の車検時には自転車へ
2,雑誌購読=dマガジン
3,生命保険=全労済の生命共済で組み(60歳までの保証を得る。その後は
その時点の家計財務内容と健康や収入によって組み替える。)
4,借金の減額への努力(短期から長期の固定金利での返済へ。返済額の確定作業)
5,携帯は、スマホ(Priori2)のデータ契約にてIP電話で月500円以下に。
6,収入の1−2割を貯蓄へ。(低収入なので現時点は借金減額を優先)
7,投資環境の継続的監視。(借金の返済に投資金を全額充当しましたが
再度、投資再開を考えています。一応、投資では収益を確保してます。)
8,健康(精神も含む)と収入のバランスを考える。

グラフ図の中で興味を持ったのは、就職前の高校、大学卒(特に現在の進学率では
大学進学を前提にグラフ作成されてます。)が当たり前に描かれていること。

もう、これだけ貧困率が高くなった日本では
中学卒業時に手に職を持つ。(特に経験年数が問われる職種)や
自衛隊へ一時就職ー貯蓄後進学とか
高校卒業時に就職(少なくとも現時点では職業高校ではきちんと就職の斡旋を
している。特に地方ではね。)
海外へ出る。
という選択を人生の前半で考えないといけないかもねぇ?。と思います。
そして
私の考察の8,健康(精神も含む)と収入のバランスを考える。は
右肩下がりに転がり落ちていく段階では特に考えるべき点です。
無理に高収入を求めたり、前職の収入や同年輩の収入と比べても
それは仕方ないこと。
マラソンで例えるなら、人生後半期でも先は長い。
いかに自分のペースで息切れせず、家族や親を抱えて走れるか?。という
ところに視点を置くべきです。
そして
切迫した状況なら、多くの知人、友人、公共団体に窮状を語り助けを
求める。(数人ではダメです。)

落ちている時点やどん底で健康面や精神面を崩し、立ち直れない人が
多い。だから、少なくとも健康と精神面を出来るだけ平常へ戻す
努力と生活リズムを直す。

少なくとも、アベノミックスという無理やり経済状況を上げる状態での
景気改善は、次の消費税上げ(決定済み)までは続きます。(上下ありながらも)
その時間を活かす目線を私自身は、持ち行動したいと思います。

参照
特集「貧困の罠」(日経ビジネス2015/03「2000万人の貧困」)
相対的貧困率16.1%
月に10万円で暮らす人が日本には2000万人(いわゆる6人に1人が貧困)
生活保護受給161万世帯、そのうち高齢世帯76万世帯
そして
生活保護の廃止(受給終了)の理由の
4割が死亡と失踪である。

2000万人の貧困(日経ビジネス)

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