蓄積される記憶と繰り返される記憶(過去と現在が混沌とするネット)

日清のCMで矢口さんが出演され、叩かれCM停止となりました。
また
乙武氏の不倫騒動での芸能界(テレビ側)と聴衆側の落差も
鮮明になりました。(最初、テレビ側は結構擁護論があったり
昔から彼の奔放ぶりは有名だった今更感あり。というコメント流れ)


政治家や政党そして芸能人も
「人の噂も75日。いずれ忘れてくれて復活可能。」と今でも
思っている感がありありと行動や発言に見受けられます。



違うんだよなぁ。ネット時代になって
Tumblrなど使っていると
時々、過去の記事や発言、映像、写真が流れてくる。
それを
結構、現在(今)と勘違いすることもある。
Twitterでも
リツイートや過去の発言(政党や有名人そして事件が起これば
その本人のアカウントからの過去の問題発言や写真)が繰り返される。

そう
蓄積された記憶が簡単に今に置かれる時代となったのだ。
(昔は、事件の関連を過去に遡って調べることは新聞社や雑誌社
位の領域だったが、今では一般人でも可能。むしろ、趣味でやっている人に
新聞や雑誌が敵わない。)

忘れてくれない人が忘れた人に記憶を呼び起こす行為が出来る時代なのだ。

忘れてもらう権利などについても議論されています。(グーグルなど特に
この点について訴訟などもあり。)

じゃ。どう生きるか?。というと
「真面目に正直に生きるのが一番コストも人生における危険度も低い。」という
身も蓋もない決論なのです。(笑


人間にはどうしても二面性や心の闇があるもので
それを消化するには
SNSで呟くなどは危険なので、もう日記を書く。(テキストでワープロで
書くという昔のスタイル。ネット接続してない古いパソコンでもいいけどね。)
とか
信頼のおける人に話す。ということになる。
(だから欧米では心理カウンセラーや医者に定期的に話すというお金持ちも多い。
教会の懺悔などもその役割を担っている。)

ネット時代で情報がクラウド保存され、それもなんでも、どれだけでもという
現在、生きる姿勢や生き方も変わってくるのである。


追記
情報の重要性や信頼性を確かめるにも時間による選別を利用するのも
これからの時代には必要。
何度も読まれるブログ記事やリツイート数とリツート年月日による
記事(情報)の信頼性と重要性確認は、時々
やるといいと思う。

追記の追記
それと、やはり自分からブログやTwitterやFacebookで発言をしていく
という行動も自分の身を守ったりするのにも有効だと思う。
(STAP細胞の小保方氏が自分で発信するページなどを作っているのも
この例のひとつ。1万人の敵がいても100人の味方が出来れば生きていける時代
だからね。)

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