右翼と左翼と貧困

ヘイトスピーチに対する法律が出来たけど
今の右翼は、わりとハッキリとわかりやすい主張を展開するから
反対する左翼や市民も攻撃目標をはっきりさせやすい。


今度は右翼は選挙をデモや主張に利用することにしている。
選挙期間での
ハッキリした差別も選挙公約として
例えば
移民制限や在日民族差別を謳っても法律で制限することは出来ないから
堂々と主張出来る。

まっ。それでも極端な民族主義的な主張や行動は
現時点では支持されない。

でも
これからも所得格差が拡大し、貧困層が増え、生活保護世帯が激増し
社会不安が増大すると
ちょっとだけ、差別的な発言をマイルドにして
(例えば、移民問題と貧困を連鎖させての問題提起などは
欧州では大きく得票数に結びついている。)
選挙行動すれば
一定以上の議席も確保出来ると思う。
そして
その議席数が大きく民主主義を揺るがす可能性は
欧州の右派政党の躍進を見れば
日本でも十二分に起こりうると思う。

公明党などは支持母体は創価学会だけど
その信者数は250万人程度である。
簡単に言うと100万人規模程度の支持があれば
それをてこに政治を動かすことは、可能なのである。
(東京都知事選の当選得票数は今回史上4番目であるが291万人である。)

今の貧困は質は悪いけど表面的には綺麗で貧困に見えない構造が
ある。
服や食事は、安価に入手出来る。
携帯(スマホ)も持って(仕事や就職で今や車以上に必要アイテム)
GUの服を着て
すき家やマックで食べていたら
ほぼ、その人が貧困に落ちていても見分けはつかないだろう。

ほんとにお金をかけるべき場所は
住居と食事だと200万住宅は思っている。

衣食住で現在一番重要なのは、食ではあるが
溢れる安価な食品から栄養価の高い食品への転嫁はなかなか難しい。
(近所のドラックストアーの豆腐やうどんの価格は5円とか15円とか
信じられない価格で常時売られている。)

それと同時に
これだけ、人口減と住宅余りなのに
家賃は、10年前とほぼ同じ水準である。

政治的に政党が重視する政策は、公共住宅への質の転換と
義務教育下での食の充実と質の改善だと思う。

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