人口減少期では、デフレはなくならない。(緩やかなインフレや2%程度の物価上昇率目標なんて無理)

購買者の減少がデフレの大きな要因なんだけど
(物の値段が変わらない。または、逆に安価になる。)
外食産業のキャンペーンなどをわては、デフレ脱却とか経済上昇の
ひとつの指標として見ているんだけど
先月なども
吉野家が持ち帰りで300円(並牛丼)
参照
6月6日~6月16日テイクアウト全品
80円引きキャンペーン!
を行っていた。

それに
今、カツ丼がこんなに安価に食べれるとは思わなかった。
わてが高校生の時(3年生)今から30年近く前
カツ丼の値段は、500円だった。(当然消費税無い時代)

それが
今でも
かつや(全国チェーン)でも529円(税込)毎回もらう100円割引券を
使うと429円(税込)である。
地元では、セルフうどんのガンバ亭(愛媛のうどんチェーンご飯物や丼もあり)
が併設でやっているとんかつ かつよし では、ロースかつ定食が520円(税込)
である。(キャベツの千切りや味噌汁等が付属)

30年前と同等むしろ安価な丼であったりするのである。


それは、住宅価格にも同等の動きが出ていて、この10年近くは地方では
建売り住宅や土地購入(建設前提)でも1000万円台から
住宅価格は上がっていない
むしろ、中古住宅価格は数百万単位で値下がりしている。
この影響で住宅金利は、固定で数十年でも1%台の金利となっている。

自動車は、10年程度で1.7倍程度新車価格は上がっているのだが
それと平行して中古車市場は拡大し数量も増え、新古車市場も出来
新古車や年式の浅い中古車なら安価に入手出来るレベルになっている。
(新車も現状でも買い替えサイクルである一定の市場が存在出来るだけの
数があり、新車価格の1.7倍により自動車産業の労働者の賃金は高くなっている。
が他の産業市場の労働者の賃金は、ほぼ10年前と同じである。)


いくら日銀が大量に通過供給量を増やしたり、株式市場での株購入を
続けてもデフレは、終わらないのである。
(来年には、日銀が日本で最大の企業株主となりそうである。)

参照のオックスフォード大学で日本学を専攻、ゴールドマン・サックスで
日本経済の「伝説のアナリスト」として名をはせたデービッド・アトキンソン氏に
現時点では、もろ手を上げて賛同したい。

参照
時給「1000円ぽっち」払えない企業は潰れていい
日商「最低賃金アップ反対論」は国益に反す

日本人の勝算

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