2019年5月6日月曜日

幸田真音(こうだ まいん)の「人工知能」を読む。

エピローグの主人公たちの会話が気に入っている。
転記(要約)
「日本は、これからますます少子化が進む。人口減少も半端なく進む。
だけど、それって悪いことばかりじゃないと思うんだ。
「そうよ。だって、その分コントロールしやすい国になるってことですもね」
「もうそろそろダウンサイジングの日本の新しい生きる道を考える時期なんだ。
少子化で日本が小さくなることは、決してマイナスばかりじゃないという発想を
したいよな。、、、、」
(ここで、エストニアの電子行政や電子政府を例に出している。)

ダウンサイジングすることは、日本の行政には無理だと思う。
そもそも官僚達は、基本自分達の領域(縄張り)を広げることを目標に
仕事をしている。(だから、自分達の領域以外には手をだそうとしない。)
法律は増え、通達は増え、一つの物事を決めるのに時間と人とお金が
途方もなく係るのが民主主義である。
それを変えるのが
政治家の力なんだけど
野党は、憲法さえ変えることを許さない。
戦後一貫して一度つくった憲法を変えてない国は日本だけである。
(そもそも戦後、憲法はアメリカ主導での憲法であって、それがベストな
日本憲法だと思っている人がいること自体おかしい。)
自民党もどんどん法律は増やすのに(省庁も増えるばかり)
使わなくなった法律や時代に合わなくなった法律。新しい法律と古い法律で
目指す方向が違うのに存在する法律。を削減することには
あまり力を注がない。(既得権益者も多い。その法律で食っている(生活)
している人も多かったりすると余計に面倒。削減することが評価されない。)


日本の企業と同じで、機能を増やして使いにくくして売れなくなり
潰れるという状態である。

幸田真音氏の著作には、主流となす視点とは違った視点や利点にある欠点
欠点と見えて実は利点である。というところを描いている作品も多い。
今の日本に必要なのは、そういったことを
きちんと整理して行動できる政治家だと思う。

最近、ノウハウ本とか、業界に近い本(アパレル関係)や世代間格差や
貧困、料理本、小屋関係本しか読んでいないが
もう少し、古典や小説(恋愛を含む)読まなくちゃなぁ。と
思っている。



人工知能 幸田真音(PHP研究所)2019年03月04日初版

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