投資とかインフレとかちょっと思いついたことを記録しておく。

 投資について

3月末から4月の大きな下落(だいたい日経平均が4万から3万程度に落ちた。
率でいうと25%程度(これから書く数値はおおまかなので、記憶だけで書いている。)
トランプショックと言われている。
まっ。確率と株式市場等の下落は、実感的には、1年に数度小さな10%までの
下落はあって、2年に一度程度は比較的大きな下落があると思ってる。
(だから、数字学者等の確率でのファンドなどが破綻するのは、実体との乖離が
大きいから)

で、5月にかけては、その戻しや3月の決算発表企業が多いので
決算と増配また自社株買いが増え、チャート的にも半値戻し過程なので
値上がりしている。また、MBO(子会社や関連企業の実質本体取り込み)も
多い。

大きな下落時に信用でレバレッジでの取引とか、高値で買っていた人の
退場はあったが、長期的な投資家は、結果的には無傷の人も多い。
逆に買い増しやトレードで資産を増やしている人も多い。

今後の展開は、わて的な思惑というか、予想(夢物語とも言う。(笑 )
を記録しておく。

1,インフレに日本は大きく転換した。
高齢者数が多いから消費の弱さ(内需)や消費税や社会保険料等税負担が
50%近くになっている現状では、インフレ対応も徐々に進むが
生活必需品等は、10%ー200%程度の全般的値上げになっている。
(米などの食料品の値上げも大きい。)

2,賃金の上昇は、まだ、マダラ状態である。
大企業(上場)の収益向上や内部留保の高止まりや滞留資産(現金等)の
配当増額などで、高所得者層では、インフレ対応可能となっている。
(都市部の不動産価格の高騰も影響。)
が、中小零細企業では、人手不足による賃金対応に移っている現状では
収益への影響が今後出るので、企業淘汰と景気低迷(アメリカの景気悪化の
影響も受けるだろう。)と円高対応能力により、低所得者層は増え
中間所得者層は、リスクをとり、生き残る層とリスクをとらない層そして
リスクを取って破れる層が出てきて、一部は高所得者層へそして多くが
低所得者層へと別れていくだろう。

3,地方の衰退は、ある一定のラインを超えた市町村が増えている現状では
第二の地方合併をするか、そのまま破綻に向かう地方自治は増える。
(土地価格は過疎地や市内以外は、ついても(不動産固定資産税の関係上)
実質の売買は、ほぼ無い状態へ。

4,世界市場の中での日本株の優位性が目立っている。
10年程度(いや、5年かもね。)で日経平均は、7万−10万程度までの上昇は
あると思っている。
インフレの進行と企業淘汰による市場の企業数が少なくなり1−3社で市場を
支配する構造になりそうな国内産業は多い。
(例えば、今でも建築関係では、住宅設備関係は数社でほぼ独占状態である。)

5,社会保障に関しては、氷河期世代が年金受給時期に近づくほど
破綻が近くなり、受給年齢の70歳とか、健康保険の高齢者も3割負担などは
当面の維持の為導入される可能性がある。
が、わては、可能性としては低いがベーシックインカムが施行される可能性も
ありと思っている。(生活保護&障害年金を含めた年金制度を一律、月=一人8−12万
支給にて打ち切るやり方)
税の再配分の歪み(中抜きやNPOの税による運営加担の増加)や
勤労世帯や高額所得者(1000万。今現在は、700万程度でも高額所得者層とする
議員も多い。)への社会保障料や税負担の増大には
システム自体をやり直しが必要ではあるが、ツギハギで破綻まで走るだろう。

6,自民を中心とした連立与党となる可能性は高い。
もしかしたら、立憲民主党の連立まで可能性としてはある。
(保守派がどれだけ、自民党の中で力を持つか次第。今は、ほぼ左派リベラル
(中国より)の政策を推進する執行部で抑えられている。)

7,大きく移民政策を転換(特に難民としての労働移民)しない限り
移民は増え、都市部にはスラム街や同民族での地区が増えていく。

8,治安の悪化と過疎地やインフラの維持の困難

大きく、欧州とアメリカは移民政策を転換してきているが、時遅しの感もある。
日本は周回遅れで移民政策へ走っているが、どこかでコントロールが
効かなくなりそうである。

じゃ。日本はどうなるか。
わては、欧州では、イタリア型になると思っている。(スペインかも)
経済的には、破綻してる感もあるイタリア
移民の多さ(アフリカからの移民ルートでもある。)
地方の過疎
イタリア人の若者失業率(移民によって運営される社会基盤(ゴミ処理や
社会保障分野)
世界的ブランド企業や地方の基幹企業の底力(同族企業)
親子の関係と地域との関係
犯罪組織と経済のブラックマーケットの存在
貧困と高所得者層の存在(中間所得者層の少なさ)
社会資本整備と更新の遅さ

日本も、イタリア型になるだろうなぁ。と思っている。
(左派議員などは、北欧やフランスをよく参考に出すけど)
これには、今後の日本人のコミュニケーションのあり方が
(社会での、仕事での、同級生での、地域での、そして家族や親族との)
どうなるかでも大きく変化する。

また、これに地域のパワーバランス
中国、韓国、台湾、フィリピン、タイ、インド、オーストラリア
そして、アメリカ
の影響でも変化する。

守りだけで生活出来ていた日本だけど(貯蓄とか、社会資本)
リスクをとらないと生き残れない状態になると思うな。

わて的には、住居や倉庫(古本屋&カフェ、古道具屋)の
社会資本との繋がりを切り、自立独立運営出来る体制にするのを目指すのは
継続する。
1,井戸(地下水)による上水道からの自立
2,合併浄化槽やコンポジットトイレなどでの下水道やゴミ廃棄からの自立
3,太陽光発電&風力発電(この地域の西風の強さを利用)での大手電力網からの自立
4,農作物や観葉植物、果樹園芸による食料供給の自立
5,道具や知恵、助け合い(出来る範囲での人力)シェアや物々交換、修理、保守
古物や捨てられる物の再生や他での仕様転換での継続出来る集いの維持と自立に
よる地方自治からの距離感を持った自立
6,貨幣経済への依存を最小限にする。


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