廃材を集める。(古鉄や銅、アルミなどの商品相場にも注目)

昨年末、解体屋(工場内の機械設備の解体や工場の解体を請け負う。)が
久しぶりに訪問。

まだ、複数台残っている機械の解体をさせてくれ。と申し込んできた。
わて的には、自分で暇な時に解体して
1,使える部品(家とか、鉄での家具等に利用出来るネジやボトル、鉄枠)を
保存。使用のために分類
2,木と鉄を分類して、古鉄は回収業者(古鉄や貴金属回収)に売却
3,人生の暇つぶし(お金がかからないものをやる。)
工場後倉庫も別に置いていても暫くはいいので、保留していた。

で、今回解体屋さんが訪れたのは
1,古鉄の回収価格の上昇(一時、キロ30円超えた。現在2月時点では、25円程度かな。)
での採算性向上。(キロ10円とか、それ以下の時期もある。変動なので30円あれば
機械解体1台=5万-6万の古鉄売却収入になる。)

2,わて宅は、街中の工場(古い工場は市内が多い。)よりも道路面の接地や近隣への
解体時の騒音や出入りに気を使わないでいい。

3,工場内を広く整理しているので、ひとり(親方だけ)で解体運搬可能。
(人ひとり一日雇うとキロ10円とか15円では、人件費だけで消える。)

4,概算だけど、残っている機械や古鉄や銅部品等を売れば、30万程度の
収入になる。(期間は、ひとりでも10日から2週間で完了)
まっ。一日3万の収入ならいいでしょう。という感覚やろね。

解体費用無しで、解体整理頼めるし長年の知り合いなので
(多くの廃業する同業者は、解体屋に頼む。タダでの解体や工場解体込で数百万とか
千差万別)
「いいよ。」と返事。
その代償として、解体屋から
1,解体後10万古鉄等の売却からわてに支払い。(ただ、口約束なので当てには
出来ない。その時の相場でこういう方々は連絡を断つことも多い。)
2,使える部品は、わてが確保
3,他の工場解体時に声をかけてもらい。わてが欲しい部品や部材をもらう。
という交渉等で決着。

で年末の正月前から工場跡倉庫へ入っての作業していたのだが
正月明けに交通事故で入院(信号停止時に後ろから80キロの速度で衝突され
廃材(鉄)を積んでいたので、衝撃も大きくおまけに運転席は軽トラックなので
直角座りで、腰の骨を折るという重症)
暫く、作業中止との連絡を受けた。

まっ。それでわても廃材をどうすべ。と思案。
建築に使う廃材を集める点での重要なポイントは

1,同一素材。サイズが同一。経過年数同数。をいかに多く集めるか。
2,破棄する部分や燃やすか、産業廃棄物での料金支払っての最終処分するものの
見極め。(いかに、その部分を少なくするか。)
3,保管場所確保と雨等の水濡れ、腐敗、劣化対応。
4,運搬経費(助っ人等の人件費も考慮)車(各種、一度で運べる量と回数検討)
の確保。
5,廃材を流用加工時の手間。(どう廃材を使うかも考えておく必要あり。)

この点で、工場廃業時の廃材確保は、民家よりも量や素材の統一という面で
優れている。
また、捨てる側は、解体費用や時間(急ぐ場合もある。)そして廃棄処分費用を
重要視するので、最後に清掃してキチンとした状態で終わらないといけない。
(自分の欲しい物だけ解体引取など無理な話なのだ。)

無職になったら、解体屋転職しようかなぁ。(笑

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