木造仮設住宅の可能性(東北震災に対する住田町の挑戦)

木造仮設=小屋と考えると
これが住む最低条件であると考える。
(200万は無理かぁ!。(笑 )
断熱性能+12畳位のワンルームでバス・トイレ付き

平屋で二人位の住居=木造パネル工法落とし込みによる
建築なら十分自力建設可能であるということ。(それも短期間で)

土間や物置部屋などを配置して再設計して
500万以内なら十二分な家それも外観的にも素敵な家になると
思うな。

土地は、田舎ではどんどん安くなる。
50坪程度なら=100万−200万円で溢れるほど出てくる。

住田町独自に復興住宅の建設(100戸建て=3億円町の災害積立金を拠出)
建築基準法適用外=震災地に1ヶ月以内の着工(地方公共団体(町や市))の
場合。基準を緩和する条項あり。それを利用した。(県に確認許可を得た。
当時県は、まだ30戸建ての建築しか着工していなかった。で
建てれられる団体が、仮設を早急に建てる必要性があった。)
その後
応急仮設木造住宅建設推進・木造建築関連産業の相互連携『全国木造建設事業協会』
一般社団法人 全国木造建設事業協会
が設立された。

木造パネル 落とし込み工法 柱は、ボルト連結
工期約1ヶ月
工費(1戸建て=冬期の追加断熱(二重窓等)工事を含んで350万円
一般プレハブでの追加断熱工事を含むと東北震災時の一戸建て=650万円
内部 ユニットバス・トイレ(トイレとバス別)キッチン
一室をアコーデオンカーテンにて仕切り

使用者感=木材の香りと断熱性能(パネル内に断熱材。屋根&床も)にて
音(隣と2メートル間隔)の伝わりも無く静か。落ち着く。

使用後=町が一戸3万円にて払い下げ。購入者は、倉庫や小屋として使用。
(解体&再建築費用は別。それにしても安いわ。)

転記
仮設住宅に大変革をもたらした岩手の小さな町の物語。
人口6千、林業が盛んな住田町は古くから交流の深いお隣の
陸前高田市と大船渡市のために、プレハブではなく、木造の仮設住宅を無償で提供。
夏は涼しく冬は暖か、さらにプライバシーが保てるよう長屋ではなく一戸建て。
しかも震災後わずか11日で着工、その一部は翌月に完成という驚きの早さ!
前例のない取り組みに立ちはだかる法律や資金の壁、それを乗り越えた心意気とは?

参照 NHK震災番組7月30日10時放送
明日へ つなげよう 証言記録「岩手県住田町 仮設住宅に木のぬくもりを」

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