遺伝的な病気の対処(親父は胃癌。どうも私も胃が弱いので記録)

昨年の健康診断で胃にポリープが見つかったので
松山まで内視鏡検査等に通っている。
(現在は、ピロリ菌退治中)

松山のいちかわ内視鏡クリニックの先生は
文春(週刊)の日本の名医100人に選べれている。
年齢的にも一番腕が立つ先生である。


内視鏡検査での胃の状態は良いとは言えない。という
結果が出ている。

胃を健康にする為の行動要点が掲載されていたので
記録しておく。


転記
①寝る前に食べない→動き

 胃は「空腹時」に運動して、胃の中を大掃除している。摂取した食物の食べカスや剥がれ落ちた細胞を十二指腸へ一気に押し流すのだ。とりわけ、空腹が長時間続く就寝時に活発に掃除を行う。

 寝る前に食べると細かな食後の運動が続き、空腹時運動に移れない。胃の中にずっと食物がたまっている状態が続いてしまうのだ。

「食物が胃から十二指腸に送られるまで、およそ2~3時間かかります。ただ、栄養素によって違いがあり、同じカロリーであれば、タンパク質がいちばん早く送られ、次は炭水化物で、最も時間がかかるのが脂肪です」

 タンパク質の半熟卵は1時間30分、炭水化物である米は2時間、パンは2時間45分かかり、脂肪分が多いステーキは4時間15分、バター(50グラム)は12時間もかかる。

 夕食は脂肪分を控え、遅くとも2時間前までに済ませたい。

②朝食を食べる→動き
 朝食を1週間とらないと、空腹時の運動(胃の大掃除)が弱まるという報告がある。

 その後、朝食を再開しても、1週間は元の状態に戻らないこともわかっている。

③ストレスを解消する→膨らみ

 健康な胃は、食物が入ってくると天井部分が大きく膨らんで食物がたまるスペースをつくる。しかし、膨らみが悪い人はすぐに満腹になってしまい、悪化すると何も食べられなくなる摂食障害を起こすケースもある。また、摂取した食物が胃にためられないため急激に十二指腸に送られてしまう。すると、十二指腸は食物を逆流させる「十二指腸ブレーキ」をかけ、胃の中に食物が停滞していく。これが、「胃もたれ」や「胃が重い」という状態だ。

「胃の膨らみを悪化させる大きな原因がストレスです。ストレスがかかると、脳の視床下部から『CRF』というホルモンが分泌されます。CRFには胃の運動機能を抑え込む作用があります」

 寝る前に今日起こった「良かった出来事」を3つ見つけ、それを紙に書き出す。この習慣を続けるだけで、ストレスによって動きが悪化した胃の調子は改善するという。

④ピロリ菌を除菌する→炎症
 慢性胃炎にかかっている人は、ほぼ100%がヘリコバクター・ピロリ菌に感染している。除菌しない限り炎症は続き、そのうち粘膜がペラペラになってしまう萎縮性胃炎が進む。これが、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんや、動脈硬化など全身疾患の原因になる。

「除菌すると、半年ほどで慢性胃炎はなくなります。すでに萎縮性胃炎になっている人も、10年弱で胃の粘膜が再生して萎縮も改善します」

 最近は、除菌して炎症が治まったのに、胃の痛みなどの不調を訴える「機能性ディスペプシア」の患者も増えているという。知識のある専門医を受診したい。

病気せず長生きのために 胃を強くきれいにする5つの方法
日刊ゲンダイDIGITAL 2/17(金) 9:26配信⑤「T・U・F(タフ)」を摂取する→炎症
 イカ、タコ、ホタテ、カキ、マグロなどに含まれる「タウリン」(T)には、胃粘膜の障害を抑え、胃の細胞の寿命を延ばす作用がある。ビタミンCを加えると吸収率がアップする。

 キャベツに含まれる「ビタミンU」(U)は、胃酸を抑えて胃炎を軽減してくれる。加熱すると壊れてしまうため、千切りがいい。

 ワカメ、コンブなどの海藻のぬめり成分「フコイダン」(F)は、胃粘膜をサポートして、ピロリ菌が粘膜に付着するのを防ぐ働きがある。

参照
病気せず長生きのために 胃を強くきれいにする5つの方法
日刊ゲンダイDIGITAL 2/17(金) 9:26配信

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