組織と個人(SMAP解散危機に思う。)

SMAPは、彼らの頑張りもあったけど
やっぱり、女性マネジャーの戦略とか戦術が凄かったんだと思う。

ただ、その戦い方はどちらかというと
組織(ジャニーズ事務所)とは相反する戦い方だったと思う。

組織としては、若手を伸ばしていくことが将来も
組織を維持していく力なので

例えば
ドラマなどもバーター取引的に
売れている俳優(タレント)とこれから売りたい俳優(タレント)を組み合わせる
という売り方をしていく。


SMAPはマネジャーの手腕のすごさで
個々のメンバーを売り、時々グールプで力を集める。
という
他の同じ事務所のタレントをあまり必要としなかった。
(個々のメンバーの力も相当あったからね。)

そりゃ。組織としては困るわなぁ。(笑

だから
組織とマネジャーの対立になった時に
マネジャーは、NHKやオリンピック(5年後まで宣伝継続可能)
そしてドラマなどを次々入れて
独立(組織との決別後)後の立ち位置を確保しようとしたんだろね。
(木村拓哉さんが残るという選択をした時点でマネジャーは敗北)

組織(ジャニーズ事務所)としては
一番売れている木村氏だけを確保して解散
木村氏を使って他の若手を売るという方向を考えていたんだろうね。
(組織的にはそれが一番コスト(費用)パフォーマンスが高いからね。)

だけど
大きな誤算があったのは

やっぱり、昔と違って
このネット(インターネットやスマホ、携帯)の一般社会への普及が
日常生活レベルになっていたこと。

思惑や隠していることなど
このネット社会では、逆に暴かれ広がり批判の対象になる。
(だから企業はできるだけ事故や事件などは速く対応してオープン(その経過などを)
にする必要がある。)

まっ。ここから昔的スタイルなら
組織(ジャニーズ事務所)は
SMAPを飼い殺し的に使いながら償却していくだろうね。
それも数年かけて徐々に世間の避難を避けながら。

それに、どれだけSMAPのメンバー(特に4人)が対抗していくか。というのが
気になる。

組織のトップ(ジャニー喜多川社長とメリー喜多川副社長)が
90歳近くまで現役で現場で指揮していたから起きた問題でもあるなぁ。
マネジャーとしては、彼らの年齢を考えて
出来るだけ穏便に彼らが引退(死去)する時期まで待ちたかった。という
思いもあったろうね。
(一応、SMAPの契約が10月までなのでその頃までにトップの変動が
あればもうひと波乱もふた波乱もありそう。だし、25周年記念コンサートと
共に解散という流れもあるだろうね。)


こんなこと書いているのは
草薙君のお婆ちゃん家が私のお婆ちゃん家の近所で
時々、草薙君が帰郷というか、来訪しているからね。
(すごーく田舎の穏やかな湾に面した集落)
今年もバーベキューしていて週刊誌に撮られていたわ。
(叔母さんが草薙くんを防波堤で見た。と言っていた。)

老人が口を出す社会だから衰退するよねぇ。

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