深夜特急(沢木耕太郎)に再会した。(職場で)

職場のリーダー(33歳位)が文庫本を持っていた。
思わず
「それ、面白いよ。」と声をかけたら
「すごく、面白いですよね。今から20年も前ですよねぇ。」
「初版本持っているよ。単行本読む?。」
「列車の中で読んでいますから、文庫本買います。」
「僕の人生ベスト本トップテンに入るからね。」



家に帰って、本棚を探すこと30分。(笑
ありました。単行本。
今でも
香港・マカオの強烈な印象がおぼろげながらも残っています。

リーダーは結構読書好きな感がしていたが
やはりね。

いや、それより20年もあれから経つのか!。
大沢たかおさんでドラマ化もされたけど
やはり、本程の強烈な印象は無かった。

もう一度読もうと思ったが
「これ読んだら、旅に出たくなるな。それも仕事辞めて。」
と思い本棚に戻した。(笑

戦争が無い時代が長く続くと
コンテンツが延々と蓄えられて
(戦争による破壊や消失が無いからね。)
昔の本や映画・ドラマ・歌で結構満足してしまうんですよねぇ。

新しいコンテンツに飛びつくのも良いんだけど
過去読んだ本や観た映画を時を経て
再度読む・観ると
また違った体験をするんだろうな。
(自分の変化とか蓄積(経験や行動)があるから)

ネット社会は、過去に戻ることが
案外、簡単になった利点もあると思う。

追記
バックパッカーなので、久しぶりに
道具の整理や昔書いた覚書ノートを再度引っ張りだしている。
仕事にも慣れて、生活がもう少し落ち着いたら
旅(1泊2日程度。独身じゃ無くなったんでね。)を再会させようと
思っている。
当然、徒歩での旅です。

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