歴史と自分の人生(1927年金融恐慌)に思う。

今年、私は53歳になった。
ちょっと最近
思ったことを記録しておく。
生まれた年は、1962年
そこから53年前は、1909年である。
そして、私が生まれるまでに金融恐慌はあり、満州事変はあり
第二次世界大戦そして戦後復興
その頃に生まれた。
今から53年は生きられないけど(笑
(祖母の亡くなった歳まで生きると50年はあるけどね。(爆笑 )

なぜ歴史が形を変えて繰り返されるか?。
(経済恐慌やバブル、戦争など)
というと
やはりそれには
人間の寿命というものが大きく関わってくる。と思う。

記憶の継続が、平均寿命が伸びて80年となっても
親の世代から子供の世代に
悲惨な過去や事件それに伴った出来事の教訓や反省そして
そこからの学びが薄れていく。

現在の人間の記憶(戦争や恐慌やバブル崩壊に対する。)の位置と
歴史が形を変えて繰り返されるのが
人間の寿命という時間の繰り返しの中で起きるものだと仮定すると
日本は、どの位置にあるのだろうか?。

誕生ー成長ー停滞−衰退ー破綻そしてまた誕生ー成長ー、、、、。

それに諸外国の位置は、どの位置にあるのだろうか?。
(そのずれが戦争や紛争を起こす発火点となる。)

高度経済成長(小学時代)ー石油危機(小学時代)ーバブル(20歳代)
リーマン・ショック(30歳代)ーデフレ時代(40歳代)と
ひと通りの経済のサイクルを経験してきた。
(これは、これで有意義な経験値である。なかなかひとつのサイクルを
経験出来る世代は少ない。)

戦争体験者の数は、激減し(安部首相の談話にも書かれている。)

転記
日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の八割を超えています。
あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫
そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。
しかし、それでもなお、私たち日本人は、世代を超えて、過去の歴史に
真正面から向き合わなければなりません。
謙虚な気持ちで、過去を受け継ぎ、未来へと引き渡す責任があります。

記憶の継続には意図して努めないと
同じ事(バブル、戦争、恐慌など)を形を変えて繰り返すだろう。

それが、個々の人生に大きく影響することになる。

参照
NHKドラマ 高橋是清

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