あたふたと市場という場を無視して対策(駄作)を打つ中国(政府)に捧げる。

まっ。2年半も右肩上がり相場なんだからこれくらい(20%ー30%)の調整は
平常の調整とも言えるんだけど
あのリーマン・ショックと似た点が多々あります。
特に下記参照の2と3は、今後の重要ポイントだと思います。

参照
1. 高度成長が終わり、中国経済は構造改革に直面している
2. 初のレバレッジ相場が崩壊し、金融当局が融資残高を把握していない
3. 政府が相場の上昇と下落に明確に関与した
中国株暴落の深刻さ : 宋 文州のメルマガ「読者の広場」より


中国人の特徴のひとつに参照の「面子」があります。
(まっ。これは日本人とか世界でも地位や名誉を得た人に
有りがちなことなんですけど
民衆レベルでも中国では面子(プライド)
が立つ。立たない。ということでの怒りや感情の支配が特徴的です。

参照
恥をかくことを極度に嫌う人、民族
彼らが恥をかいた時は、冷静さを失う
今後も「恥と怒り」による失政は、政治面、金融面で起こる。
豊健活人生のために大切なこと : 春山昇華氏のBlogより
恥と怒り、、投資では厳禁

まっ。中国共産党という一党支配の(どこが共産主義という状態です。)危うさが
全面に出てきました。

私がネットを始めたのは、20歳台前半です。たぶん、同年輩の中では
早いほうだと思います。
そしてインターネットに未来を見たのは
やはり、転記のコモンズ部分です。
シェアという事かも知れません。この部分との親和性がネットはすこぶる高い。
そして
歴史を振り返ると
コミュニズムは失敗しています。
国家としての共産主義や社会主義は、駄目だと結論は出ていると思います。
現在の
中国は4億人の都市戸籍者を9億人の農民戸籍者が支えているという
階層社会になっています。(民主主義を進めると多数決の原則で
都市戸籍者は、権利や今の利便性を奪われるのは必然です。)
これこそ、資本主義のひとつの到達点です。

今後の中国そして日本、世界を見るのに
社会システムがどう変化していくか?。そこにコモンズという考えは
どう関与していくか?。
それを注意深く見ていきたいと思います。

転記
優先順位をはっきりさせる必要があるかもしれない。私たちが求めているのは生活水準を上げることではなく、生活を良くすることなのだ。私たちをコミュニストと呼べるとしたら、それはコモンズ(共有財)に関心を持っているという一点に尽きる。自然のコモンズ。知的財産の民営化のコモンズ。バイオジェネティックスのコモンズ。これこそが、私たちが戦わなければならない唯一の理由である。コミュニズムは確かに失敗した。しかし、コモンズの問題は今ここにある。


転記(紹介文の初頭文を転記しておく。)

スロベニア出身の精神分析家、思想家のスラヴォイ・ジジェクの Occupy Wall St. でのスピーチがTwで飛んできました。
仕事中に限って余計なことをやりたくなっちゃうのが人情というもの。無性に訳したくなってしまって…
原文はこちら。
http://www.imposemagazine.com/bytes/slavoj-zizek-at-occupy-wall-street-transcript
YouTube で見ると周囲の聴衆が口伝えする「人間拡声器」の様子が分かる。プロテスターたちは拡声器を警察に取り上げられたのでこの方式に。




参照
思想家のスラヴォイ・ジジェクの Occupy Wall St. でのスピーチ

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