命のスープ(癌で亡くなったオヤジに私が作ったスープを飲ませたのが最後の晩餐)

番組案内を見て父親の最期の頃を思い出した。
癌で余命幾ばくもなく、一時帰宅を許され寝台車で帰宅
毎日、ベットの上で体の向きを変えながら
工場の機械の音を聞くことで心を癒していた。
食もだんだん細くなり、もう固定物は食べれなくなっていた。
私は
過去読んだ「暮らしの手帖」に書かれていた料理スープ
鶏ガラをゆっくりと煮込んで、ネギと少しの食塩で味をつけたスープ
それが病人にも飲めることを思い出し
市内の鶏肉専門店で鶏ガラを買い(当日捌いた新鮮なものを入手)
半日かけて作って
父親のベットに持って行くと
少しだけだけど、飲んでくれた。
その数日後、病院に救急車で運ばれ一週間後亡くなった。
最近料理をしてないけど(就職で力を使い果たしている。)
今度の日曜は、ポトフでもつくろうかな。(スープじゃないんだ!。(笑 )

「いのちのスープ」で知られる90歳の料理家辰巳芳子
参照
辰巳さんスープ のレシピ10品
SWITCHインタビュー 達人達(たち)
SWITCHインタビュー 達人達(たち)「辰巳芳子×川瀬敏郎」

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