「学歴」という最大の分断 大卒と高卒で違う日本が見えている。(親の人生に組み込まれる社会」

地方の若者とか貧困を追いかけているんだけど(笑
(まっ。人生的調査対象のひとつです。)
昨晩の林修(東大卒。予備校有名講師)さんの番組を見ながら
改めて思った。

「じゃ。大学卒と高卒がうまく混ざり合う社会は出来るのか?。」

現状
1,景気変動を大きく受け、40歳代などは有名大卒でも就職難を経験
(その為、引きこもりや貧困の度合いが他の世代よりも高い。)
2,地方では、1の影響で大学を卒業しても奨学金返済。給与が
50歳代や60歳代の終身雇用制度時代の人との格差が大きい。
3,それを身近で見ているので大学進学に対しての親の考えは
高卒で大学卒と働き、給与格差や学歴格差を肌身に感じている親は
高卒でも大学進学を子供に勧め、学歴取得に力を入れる。
4,3とは別にそれを身近で見ているので
高卒で大卒と働き、奨学金返済の苦しさや学歴が高いのにブラック的
労働で高収入や高待遇を受けてない大卒者を見ている親は
大学進学には否定的になっている。
5,親の年収も以前とは、税負担、社会保障費負担の増加で
手取り金額は減り、また地方では所得が高いのは
公務員、銀行員、インフラ関係企業(電力、水道、ガス、通信)
勤務者であり、他の高卒中小企業勤務の年収は驚くほど低いままである。
6,5の為、地方では、結婚後の離婚によるシングルマザーの数が多く
また離婚、再婚者の数も多い。
7,6の為、小中学高校のクラスメートの半数以上がシングル家庭で
ある場合なども多い。
8,5−7の理由により低年収及び環境(周りの同年齢世代や同級生)
が固定化され、低所得者層での階層の固定化が進み、世代での貧困の
連鎖が繰り返され始めている。(バブル崩壊後貧困の連鎖が始まり
現在はそれが第2世代へと引き継がれ始めている。)
9、第2世代への連鎖が始まると社会全体が疲労また固定化そして
貧困化し始める。それが今の日本。
10,少子高齢化に9の要素が加わり国力低下が始まっている。
11,人口減少が経済に悪い影響を与えるのではない。
(明治時代の出生者数は、現在とほぼ同じ)
急激な変動(減少)が大きく悪い影響をあたえるのである。


以上が、私の現状の認識である。

特に貧困の連鎖に大きく影響しているのが
先日ブログした転記内容であると思っている。

さて、これらに対する対策案は、追々ブログしていこうと思う。
(が、まっ。社会全体や行政が適切な対策をしてくれるはずないので
貧困化する社会から自分や家族、出来れば友人間までを守る
自衛策も考えていく。)

転記
地方の貧困と若者に絡んでくる一番は、実は
「親の人生(金)に組み込まれる。」ことだと思う。
そして
そこに
少子高齢化の顕著な現象として
「少子化により、同級生間の上下関係(ボスとか使い走り)や友人間が
幼少期に固定され、それが社会人になるまで続く。(または、社会人に
なっても続く。)」
ことによる
がんじがらめに絡み取られ身動きできない状態である者が多いということ。

参照当ブログ記事

2018年1月6日土曜日
地方に生きる若者たち(インタビューからみえてくる仕事・結婚・暮らしの未来)を読む。(2)


参照
「学歴」という最大の分断 大卒と高卒で違う日本が見えている

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